土中環境の造作を自分なりに試行錯誤しながらやっています。
セミナーなどにまだ参加したことがないので自己流のところもありますが、その分、庭と真正面から向き合ってる気もします。 結果、庭の空気感・水はけ・植物の生き生きした感じ、かなり変わってきています!
今回は、冬から春にかけてやったきたことを、まとめてみたいと思います。
①構造物の横溝&縦穴(点穴)
一番詰まりがひどい、隣家との境界の塀脇に横溝深さ20cmを掘る。点穴も35〜50cmほどを1m間隔くらいで。
こちらは表層5cmからグライ化してたので、掘るのに苦労しました。塀脇のヤマボウシの調子はおそらく上がってきています。骨が折れる場所なだけに、少し自然に任せてみて、またタイミングを見て掘って土を調べる予定です。 ②水の停滞部の点穴 雨のとき水が溜まっているところに、35cmほどの点穴をあけ、竹炭と落ち葉と枝をぎゅうぎゅうに詰める。 こちら結果は、雨の度に土が穴の中に流れていってしまい、今となってはどこが点穴なのか分からなくなってしまいました^^;
もちろん土壌の改善にはなったと思うのですが、空気と水を通す穴としては失敗で、下の写真のように木の枝をうまく組んだり、竹筒など利用したり、木などを地表面から出して土が流れ込まないようにする必要があることが分かりました^^;
③小さい穴をたくさん開ける 芝生用のフォークのような穴をあける道具で、水が停滞する場所、ぬかるむ場所などに集中的に穴を開け(深さは5cmほど)、穴に燻炭をすりこみます。
この方法は簡単ですが効果抜群で、雨後のぬかるみや、締まりすぎたカチカチの土がかなり改善された感触があります。今も雨の後は必ず土を観察し、ピンポイントでこの作業を続けています。
④停滞部の水切り 雨天時に水が停滞する場所を水切り(スコップで土をかき分けながら川のように流していき、点穴などに導く)する。
庭に川のような溝ができるのでなんとなく不安になります(見かけの問題)が、こちらも雨の度観察していると徐々に大地に沁み込むようになり土が綺麗に堆積していき、最終的には自然な綺麗な溝になりました。
↑水切りしたばかりの状態
↑水切りした場所も雨ごとに馴染んでいく
雨の中傘をさしながら水切りしましたが、その曲線に沿って土がいい感じの勾配になっており(言語化が難しい)、効果抜群と感じています。
以上です!!
手探りでやっていも、すぐに効果が出てきて土と対話している感じが、なんとも楽しい時間です。この感触は言語化しにくく、伝えにくいのですが^^;
次は、コナラと縦穴(点穴)についても書いてみたいと思います!
Comments