マルチング(地表面を資材で覆うこと)の効果は絶大です。
その中でも、段ボールを用いる段ボールマルチを実践しています。手入れさせていただいているのが施設のため、段ボールはいくらでも手に入ります。ゴミも減るし、庭の環境が良くなれば一石二鳥です!
マルチング材は腐葉土やバーク堆肥が一般的ですが、段ボールを用いるメリットはいくつかあります。
①防草性が高い
写真の右側が段ボールマルチをしています。段ボールが見えるとカッコ悪いので、段ボールの上に、落ち葉とバーク堆肥を混ぜたものを乗せています。
左側段ボールマルチをせず、落ち葉とバーク堆肥のみでマルチングしています。
マルチングした時期は3月くらいなので4ヶ月経った今のところ草(カヤ類)を抑えられていることがわかります。
これから酷暑を乗り切り、生育にどういう違いがでてくるのか…引き続き要観察です。
②劣化しにくい
写真は日向ガンガンの場所です。強健なマホニアコンフューサを植えていますが、成長が良くありません。
土の保護の観点から、段ボールマルチをし、段ボールを隠すために上からバーク堆肥でカバーしています。
日向ガンガンの場所はマルチング材も紫外線の影響のためか、劣化しやすく、せっかくマルチしても3ヶ月くらいで消失してしまうことがあります。その点段ボールは持ちがいいので、長い間土を保護する役目を担ってくれます。
こちらも生育が良くなるといいのですが…
植物の生育がイマイチのとき、その原因は様々ですが、マルチングは試してみる価値のある方法だと思います!
段ボールマルチの紹介でした!
2024.7.8
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