秋に落ち葉をためておき、庭仕事に余裕が出てくる冬にマルチングの作業をします。
マルチングは植栽部を資材で覆うことを指し、保湿、保温、土壌改良の効果があり、草花が元気になります。
マルチングの資材は何でもよく、バークチップ、バーク堆肥、腐葉土、砂利などがよく使用されますが、最近は落ち葉を利用しています!
落ち葉を、木や草花の周りにただ置いておいても、飛ばされてしまったり、分解があまりにも遅い場合があるので、一工夫したマルチング方法を紹介します。
①マルチした落ち葉の上に、バーク堆肥を乗せる。
落ち葉をある程度被せた後に、飛ばされないようにバーク堆肥を乗せるという超シンプル&簡単な方法です。バーク堆肥を乗せることで、重しにもなるし、分解も速まります。また地面が黒っぽくなるので、お化粧的な効果もあり、見かけが良いです。ただ、バーク堆肥を用意する一手間があります。
①の方法は、
・多年草エリア
・レイズドベッド(高くなっている花壇)
・見かけ重視の場所
などでオススメです。
②マルチした落ち葉の上に、細枝などでしがらを組む。
落ち葉をある程度被せた後、低木の枝などを鳥の巣のように組んでいき、落ち葉が飛んでいかないようにします。
結構見かけがワイルドなので、心配になるかもしれませんが、昨年造作した場所も夏終わりにはほぼ全て分解されてました!庭で出る低木の剪定枝や切り戻した多年草などを取っておけば手軽に出来るのがメリットです。細枝を組む過程で土に刺したりして固定するので、水はけや通気性の悪い場所を改善する効果もあります。
②の方法は、
・樹木周り
・低地で水はけが悪い場所
などでオススメです!
②の方法は、固定の際に細枝を土に刺すため、多年草が密に生えているところでは、その根に刺してしまう可能性があり、少しやりにくいので①をオススメしています。ただ、②の方法で多年草上部を覆うこと自体には問題なく、春にはちゃんと芽出しします!
色々な方法がありますが、土や植物の状態を見ながら様々試していくと良いと思います!
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